愛媛県農林水産部農産園芸課

家庭で楽しむ『おうちジビエ』甘長とうがらしといのししのバスク風煮込み

 ジビエファイル  2021年09月01日

材料(4人分)
・イノシシ肉(ロース):400g
・甘長とうがらし(あるいはピーマン):4本(200g)
・パプリカ:1/2個
・トマト:2個
・玉ねぎ:150g
・にんにく:1片
・ホールトマト:100g
・大豆水煮:90g
・オリーブオイル:大さじ2
・白ワイン:100cc
・塩:適量
・こしょう:適量

作り方/

①猪肉を5mm~1cm厚さにスライスし、塩小さじ1~をまぶして水分をふき取ったらコショウをまぶす

②野菜を細切りし、トマトは湯むきしてざく切りする

③鍋にオリーブ油、みじん切りしたにんにくを温めて①に焼き目をつけて取り出す

④野菜を炒めたら白ワインを加え、トマト、ホールトマト、猪肉を戻して加熱する

⑤大豆水煮を加え、塩コショウで味を調える

 

猪肉のカロリーは100gあたり約260kcalで、牛肉や豚肉と比べてヘルシーなお肉だといえます。脂質が多くこってりしていると誤解されがちですが、非常に低カロリーです。栄養満点な餌を定期的に与えられている牛や豚に比べると、厳しい自然の中で生き延びてきたわけですから、過剰な脂肪がそぎ落とされているのも納得です。加熱しても固くならず、しっとりと柔らかい食感であることも、猪肉の特長です。

加工施設で適切な下処理をされた猪肉は臭みもなく非常に扱いやすいお肉です。さらに燻製やハムなどの加工品はより身近なジビエ食材として食卓に取り入れていただけます。ビタミンやミネラルが豊富な野菜や他の食材と組み合わせることで、美味しさが増します!

ジビエ肉を生食することは寄生虫の感染や腸管出血性大腸菌、E型肝炎ウイルス、サルモネラ菌等への感染のリスクが考えられますので、避けてください。

ご家庭でジビエ肉を調理される場合は、しっかりと加熱することを心がけ、必ず中まで火が通ったことを確認してお召し上がり下さい。