愛媛県農林水産部農産園芸課

えひめジビエを楽しむワイン会

 ジビエファイル  2024年02月26日

いよてつ髙島屋8階のフレンチパーラー「LA CLÉMENTINE(ラ・クレモンティーヌ)」において初の試みとなる「アフタヌーンワイン会(タパスブッフェ)」が開催され、愛媛県産鹿肉の加工品が提供されました。

クラシックに新しい手法を加えたモダン・クラシックをコンセプトに、懐かしい洋食と古典的なフレンチをベースにした親しみやすいお料理をカジュアルなテラス席(パーラー)で楽しめるラ・クレモンティーヌは、本格的な世界の厳選ワインが楽しめることでも有名です。

この日はワイン好きなお客様が集まり、日曜の午後のひとときを5種類のワインと軽いお料理で楽しみました。メインは松野町産の鹿肉を使った「燻製」「ボローニャソーセージ」「ビアシンケン」「ローストウインナー」で、ソムリエの片上さんによると「鹿肉の濃厚な風味はワインとの相性が最高」とのことでした。

鹿肉のボローニャソーセージを初めて食べたという女性は「とても好きな味で鹿肉が大好きになりました」「鹿肉はヘルシーなので罪悪感がなく、ワインのおつまみに出てきたら嬉しい」と大変気に入った様子でした。

ローストしたソーセージは赤身感がありながらとてもジューシーで、ジビエのイメージがガラッと変わる味わいでした。

「ラ・クレモンティーヌ」では今後加工品だけでなく獣肉の導入を検討しており、様々なジビエの調理経験を持つ中野シェフによると「愛媛県産ジビエとそれぞれの地域の食材を組み合わせることで、いろいろなメニューを展開してみたい」と期待されていました。

同店は毎夏恒例の「いよてつ髙島フレンチビアブッフェ」の料理を担当しており、この夏は愛媛県産ジビエを使ったメニューも検討しているとのことで、ワイン愛好家だけでなくより幅広い客層への訴求が期待できます。

左からシェフの中野さん メーテル・ドテル川尻さん ソムリエ片上さん