愛媛県農林水産部農産園芸課

家庭で楽しむ『おうちジビエ』鹿ソーセージで作るジビエビリヤニ

 ジビエファイル  2025年10月23日

市販のカレールーを使って炊飯器で作るお手軽なビリヤニが、スパイシーなジビエソーセージのおかげで本格的な味わいになります。

材料(2人分)
・鹿ソーセージ:4本(100g)
・玉ねぎ:100g
・にんにく:1かけ
・しょうが:1かけ
・クミンシード:小さじ2
・オリーブオイル:大さじ1
・カットトマト:100g
・ヨーグルト:大さじ1
・めんつゆ:大さじ1
・カレールー:10g(1/2片)
・塩こしょう:適量
・水120㏄
・バスマティライス(インディカ米):100g

作り方/
➀バスマティライス(インディカ米)は洗って浸水させておく(なければ普通のうるち米でもよい)。
②ソーセージは3~4cmの斜め切りにし、玉ねぎは薄くスライスする。にんにく、しょうがはみじん切りする。
③フライパンにオリーブオイルを温め、弱火でクミンシードを炒める。焦がさないように玉ねぎ、にんにく、しょうがを加えて炒め合わせる。
④ソーセージを加えて焼き色がついたら、トマト、ヨーグルトと残りの材料を加えて軽く煮立てる。
⑤炊飯器に①と④を入れて軽く混ぜ、そのまま炊飯する。

鹿肉のカロリーは100gあたり約110kcal(牛肩ロースは約300kcal)と非常に低く、アスリートの身体づくりやダイエットにはもってこいの食材です。一方で「タンパク質」は100gあたり約20gで他の肉に比べると高タンパクです。また貧血予防や疲労回復に作用するといわれる「鉄分」も、牛肉や豚肉に比べて圧倒的に多く含まれています。

加工施設で適切な下処理をされた鹿肉は臭みもなく非常に扱いやすいお肉です。

脂が少ない(ヘルシー)ため、「固くてパサパサしている」と思われがちですが、その脂の質がとてもよいので美容のためにもおすすめしたいお肉です。ビタミン類が豊富な野菜と組み合わせることで、そのパワーがさらにアップします!

ジビエ肉を生食することは寄生虫の感染や腸管出血性大腸菌、E型肝炎ウイルス、サルモネラ菌等への感染のリスクが考えられますので、避けてください。

ご家庭でジビエ肉を調理される場合は、しっかりと加熱することを心がけ、必ず中まで火が通ったことを確認してお召し上がり下さい。

※燻製やソーセージのような加工品は加熱済みですので安心してお召し上がり下さい。