えひめ地域鳥獣管理専門員制度は、平成30年度に始まり、令和2年度までに25名が、えひめ地域鳥獣管理専門員として認定され、県下各地で鳥獣害対策の指導を行っているところですが、この度、令和3年度の受講生7名(JA職員3名、市職員1名、地域おこし協力隊員1名、県普及指導員2名)が、新たに鳥獣管理専門員として認定されました。
受講生は、専門的な知識・技術を習得するための基礎講座及び実践講座を受講し、それぞれの地域において、実践活動に取り組みました。
令和2年度に引き続いて、新型コロナウイルス影響下での活動となりましたが、感染対策を徹底したうえで、ワイヤーメッシュ柵等の設置による防護、箱わな・くくりわな等を用いた加害個体の捕獲など、各地域の状況に合った方法で対策を推進しました。
状況や結果については、令和4年2月8日に開催された報告会で報告されました。報告会についても、令和2年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、関係機関等の聴講を取りやめ、審査後の認定証授与式も実施しない形での開催となりましたが、報告内容や筆記試験の結果をもとに審査が行われた結果、7名が新たな鳥獣管理専門員として認定されました。
○令和3年度えひめ地域鳥獣管理専門員 認定者(敬称略)
越智今治農業協同組合JAグリーン菊間 田窪 健人
えひめ中央農業協同組合営農部東部営農支援センター 森 浩平
愛媛たいき農業協同組合営農部販売企画課 久保 智彰
西条市林業振興課 越智 一馬
伊方町農林水産課付 伊勢 典昭
東予地方局農業振興課地域農業育成室(四国中央農業指導班) 實藤 奈月
南予地方局農業振興課地域農業育成室 栗原 凌真
これまでに認定された鳥獣管理専門員は計32名となりました。県では、鳥獣管理専門員の育成や活動支援を通じて、鳥獣害対策を推進していくこととしています。