えひめ地域鳥獣管理専門員制度は、鳥獣害対策を専門的立場から指導できる人材育成を目的として平成30年度から始まり、令和３年度までに32名の「えひめ地域鳥獣管理専門員」が認定され、県下各地で鳥獣害対策の指導を行っています。
令和４年度の専門員講座受講生7名（ＪＡ職員3名、市職員1名、県普及指導員３名）は、専門的な知識・技術を習得するための基礎講座及び実践講座を受講し、それぞれの地域において、課題解決に向けた実践活動に取り組みました。

今年度も新型コロナウイルス影響下での活動となりましたが、感染対策を徹底したうえで、ワイヤーメッシュ柵等の設置による防護、箱わな・くくりわな等を用いた加害獣の捕獲など、各地域の状況に合った方法で活動を行いました。
活動の状況や結果については、令和５年2月8日に開催された報告会で報告されました。報告内容や筆記試験の結果をもとに審査が行われた結果、今年度の受講生7名全員が新たなえひめ地域鳥獣管理専門員として認定されました。
県では、えひめ地域鳥獣管理専門員の育成や活動支援等を通じて、鳥獣害対策を推進していくこととしています。

○令和４年度えひめ地域鳥獣管理専門員　認定者（敬称略）
えひめ未来農業協同組合営農振興課　　佐藤　純
越智今治農業協同組合営農指導課　　越智　貴彦
えひめ中央農業協同組合南部営農支援センター　　篠森　裕樹
伊予市農業振興課　　林　克樹
今治支局地域農業育成室（しまなみ農業指導班）　佐々木　禎子
八幡浜支局地域農業育成室（大洲農業指導班）　井上　裕太
南予地方局農業振興課地域農業育成室（愛南農業指導班）　籔野　航大