平成30年度から始まったえひめ地域鳥獣管理専門員制度では、過去2か年で18名が認定され、県下各地で鳥獣害対策の指導を行っています。
今年度はJA職員、市職員、県普及指導員の計7名が、7月以降、専門的な知識・技術を習得するための基礎講座及び実践講座を受講し、それぞれの地域の課題解決に向けて現地での実践活動に取り組んできました。
その集大成となる報告会を令和3年2月8日に開催し、ワイヤーメッシュ柵等の設置による防護、出没状況に応じた箱わな・くくりわなでの加害個体の捕獲など、これまでに地域で行ってきた取組みを報告しました。
今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、関係機関等の聴講を取りやめるとともに、審査後の認定証授与式も実施しないなど、これまでとは異なる形での開催となりましたが、7名全員が新たな鳥獣管理専門員として認定されました。
○令和2年度えひめ地域鳥獣管理専門員 認定者(敬称略)
越智今治農業協同組合JAグリーン大西 越智 麗斗
松山市農業協同組合営農販売指導課 岡本 智也
えひめ中央農業協同組合北部営農支援センター 金岡 高雅
えひめ中央農業協同組合東部営農支援センター 西田 仁志
新居浜市経済部農林水産課 赤壁 拓
中予地方局産業振興課地域農業育成室 守屋 拓真
南予地方局産業振興課地域農業育成室 山本 将啓
これまでに認定された鳥獣管理専門員は計25名となりました。県では、鳥獣管理専門員の育成や活動支援を通じて、鳥獣害対策を推進していくこととしています。