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砥部町出身の革職人門田文高氏に、松野町の有害獣の革を使った商品作りの依頼をしたところ、快く引き受けてくださることになりました。森の息吹の森下施設長にもお知らせし、早速サンプル作りのための原料となる「皮」を姫路のオールマイティに送っていただきました。
オールマイティの水瀬社長から送られてきたのは5色の松野鹿革でした。
黒、白、ベージュ、そしてネイビーとバーガンディ。いずれも松野の深い森や自然をイメージさせる、ナチュラルな色合いです。
最初に手にした蝦夷鹿の革に比べるととても薄く、シャープな印象ですが、肌理の細かさや滑らかさはそれらを上回っていました。
長年世界中の皮革を扱ってきた門田氏も「品質は引けをとらないものですばらしい。鹿革の特長は、柔らかくて軽いこと、そして手触りがよく長持ちします。昔、江戸の火消しが愛用した「百年半纏(はんてん)」は鹿革で作られており、とにかく水に強く丈夫だった。松野鹿の革はサイズは小さめだが、贅沢に使って高級感のあるバッグにすることできるし、小さい部分使いにしても美しさが映えるはず」と評価します。
インセクトの柴田社長とも協議の上、
①ユニセックス(男女共用)で長く使えるシンプルなデザイン
②サイズは3種類
で、試作品の作成を進めることにしました。
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