愛媛県農林水産部農産園芸課

加工品開発②鹿皮を使った商品づくり『製作者みつかる』

 ジビエファイル  2018年09月27日

加工品開発①鹿皮を使った商品づくりはこちら

鹿革のバッグを試作しようと決まったものの、サンプルを依頼できる業者が愛媛県内で思い当たらず、販売を検討している有限会社インセクトの柴田社長は「実績のある姫路のなめし業者に相談してみてはどうか」と発案。現段階でイメージできる既存のバックを何点か持参して、直接「姫路製革所オールマイティ」を訪問することにしました。

オールマイティの水瀬隆行社長からは、天然皮革を使った商品づくりのアドバイスや、伝統産業である姫路の「白なめし」という技法によって実現するカラフルな染色などについても丁寧に教えていただきました。

工場内には、姫路のブランドポーク「桃色吐息」の皮をはじめ、全国から送られてくる塩蔵の皮が積まれており、中には松野町からの鹿皮同様に有害鳥獣駆除から発生した原料も見られました。

持参した既存バックを元に、水瀬社長からサンプル作成の見積をいただけることになりましたが、お話の中で「愛媛県には有名な革職人がおられるはずで、イタリアで活躍されていた有名な方で、バッグもよいものを作られるはず。」とのご紹介を頂きました。

 

早速愛媛に戻り、その革職人、門田文高氏を訪ねることにしました。
門田氏は砥部町出身で、イタリアで革職人としての実績を残した後、帰郷して松山市内に工房兼店舗を開いており、オーダーメイドのバッグ製作のほか、一般の方を対象としたレザークラフト教室も開いておられました。

 

加工品開発③鹿皮を使った商品づくりはこちら
加工品開発④鹿皮を使った商品づくりはこちら
加工品開発⑤鹿皮を使った商品づくりはこちら